
呼吸法ダイエットは簡単で効果あり!
呼吸法ダイエットは無意識の内に行っている呼吸法を意識するだけで簡単に痩せる身体に変わっていくと言う人気のダイエット方法です。
運動と同様に呼吸のときに酸素を体内にとり込むことで、体の新陳代謝を活発にし脂肪の燃焼を高める効果が期待されます。
目次
呼吸法ダイエットとは?
呼吸法は大きく「胸式呼吸」と「腹式呼吸」に分類されます。
「胸式呼吸」は胸の肋間筋を広げて空気を取り入れる方法です。
ポイントは吸う息に重点を置くことです。人は息を吸う時に交感神経が活性化します。
「腹式呼吸」は肺の横隔膜を上下させて空気を取り入れる方法です。
ポイントは吐く息に重点を置くことです。人は息を吐く時に副交感神経が活性化します。
この呼吸法ダイエットは、腹式呼吸をすることが大原則です。
酸素を体内にとり込まないと、脂肪は燃焼しません。
腹式呼吸をすることによって体内の機能が活発化するので、肌もキレイになるなどその効果は女性にとって大きく、大量の酸素を取り入れることで脂肪の燃焼を促進し、有酸素運動にもなるのです。
その結果、身体は運動をしたのと同じ効果を得ることができ、結果的にダイエットにも繋がると言ったダイエット法です。
呼吸法ダイエットの効果!
運動が苦手なかたは多いと思いますが、とくに有酸素運動系、つまり息が上がったりするジョギングやウォーキングがだめ、という人は多いと思います。
また、それらの動作は継続するのがたいへんです。
ところが、呼吸法ダイエットならば、それらのつらい運動と同様に呼吸のときに酸素を体内にとり込むことで、体の新陳代謝を活発にするのです。
また、呼吸法ダイエットは「美しくやせる」ダイエットとしても有効です。
なぜなら腹式呼吸をすることで、自然と腹筋が鍛えられ、ウエストがくびれて理想のプロポーションになるからです。
腹式呼吸によって体内の機能が活性化するため、肌がきれいになるなど美容にも効果大。
腸を刺激するため、女性の悩みである便秘解消作用も抜群です。
そのほかにも、「腹式呼吸で姿勢がよくなり腰痛や肩こりなどの関節痛が解消した」「やせたおかげで高血圧などの生活習習慣病が治った」など、まさに万病が改善したかたがたくさんいらっしゃいます。
また、落ち着こうとする時、深呼吸をする方は多いと思いますが、それと同じで、腹式呼吸を行うことで気持ちを落ち着かせてリラックスする効果が得られるのです。
呼吸という、いわば人間の生命線ともいえる行いによって、体の根本から体質を改善するわけですから、リバウンドの心配も必要ありません。
それどころか、食事の好みも変わり、さらにいっそう痩せられるかたも多いようです。
呼吸法ダイエットの意外な効果
呼吸は代謝の中でも最も重要な役割を担っている部分です。
また、人間の呼吸の回数は1分平均18回といわれていて、1日に換算すると、26,000回!といわれています。
呼吸では主に横隔膜という筋肉が使われます。
呼吸を正しく行うことで横隔膜が鍛えられて吐く力が増し、新鮮な酸素を身体の中に吸いこむことができるようになります。
酸素が身体に十分にまわれば、筋力もアップし新陳代謝も活発に。さらに、背骨を支えるインナーマッスルも鍛えられるので、呼吸をするたびに全身を筋トレするのと同じ効果が期待できるというわけです。
また、正しい呼吸法を身に付けると自律神経の働きもよくなり、ストレスの解消や顔色が良くなる効果にも繋がります。
呼吸法ダイエットの方法は簡単!
それでは、呼吸法ダイエットの方法をご紹介します。
1.鼻から息を吸って口から吐く
この時、12秒かけて息を吐くようにして欲しいのですが、12秒持たせようと細く息を吐くのではなく、体の中にある空気を全部吐き出すようなつもりで行って下さい。
息を全部吐いてしまうので、お腹はへこんでいるはずです。
2.鼻から6秒かけて吸う
全部吐ききってしまったら、今度は新しい空気を体いっぱいに取り込みましょう。
この時、お腹は膨らんでいるはずです。
3.そのまま6秒キープ
6秒かけてぱんぱんに息を吸ったら、そのまま6秒キープします。
4.12秒かけて吐き出す
初めと同じように、12秒かけて息を全部吐き出します。
これを1日に10セット程行って頂ければ良いかと思います。
慣れてきたら吐く秒数や、キープする秒数を延ばしていってみて下さい。
移動中や入浴中などの隙間時間にも行えますので、ちょっと意識して頂くだけで1日10セットはこなせるはずです。
呼吸で重要なのは吐く力!
呼吸は、吸って吐いての繰り返しになりますが、それぞれ使われる筋肉が異なります。
(1)吸う時(吸息筋)・・・胸鎖乳突筋・斜角筋・僧帽筋・脊柱起立筋・外肋間筋・横隔膜
(2)吐く時(呼息筋)・・・内肋間筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋・腹直筋
腹式呼吸をしっかり行うと、お腹のコルセットの役目をしている腹横筋が鍛えられます。
とくに、”吐く時”にお腹まわりが刺激されます。そのため、しっかりと吐くことが大切なのです。
呼吸法ダイエットの効果を上げるストレッチ
PC作業やスマホ操作が増えている現代人は、姿勢が悪くなりがち。猫背に巻き肩などで肋骨の間の筋肉が硬くなっていることが多いのです。
とくに、吐く時に働く内肋間筋が硬いと、上手く吐ききれず肺に空気が多く残るため、呼吸の効果が半減してしまいます。
そこで、呼吸でダイエット効果を最大限に発揮するために、しっかり吐けるようになるストレッチを行いましょう!
(1)肩幅に立ち、片手を頭の後ろ、もう片手を腰に当て鼻から息を吸います。
(2)吸いきったら、口から息を吐きながら肘を天井に向かって上げ、上半身をぎゅーっと伸ばします。
片方10秒3セットずつ行いましょう。
この動きは、硬くなりがちな呼息筋をストレッチしてくれます。
呼吸筋が硬いままだと、いくら呼吸してもなかなか効果が感じられません。
数あるダイエット法の中でも最も手軽なのは“呼吸法ダイエット”。
まずは、簡単な10秒ストレッチから始めてみてはいかがでしょうか?
逆腹式呼吸ダイエットで効果アップ
逆腹式呼吸とは、腹式呼吸のお腹なの動きを逆にした呼吸法です。
息を吸う時はお腹を凹ませ、吐く時はお腹を膨らませるというお腹の動きがポイントです。
腹式呼吸よりも腹圧がかかるため、ダイエット効果が高まります。
内臓の血流も上がり、胃腸の動きが活発になるという嬉しい効果も得られます。余裕のある人はこちらの呼吸法を行っても良いでしょう。
呼吸法ダイエットの効果とその方法【誰でも簡単にできる】のまとめ
呼吸法ダイエットは、有酸素運動なのに手軽にできて、効果が絶大です。
やり方は、お腹を意識しながら深い呼吸をするという簡単なもの。
是非覚えて挑戦してみて下さい!ダイエットだけでなく、便秘解消や美肌効果など嬉しい効果が期待できるのも良いところです。
痩せるまでには時間がかかるので、短期間で痩せたい人は、他のエクササイズや食事制限と組み合わせて行うと良いと思います。
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