寒い日は、未だ続きますが東京の八王子辺りでは1月中旬頃から早咲きの梅がほころびはじめ、例年2月中旬から3月中旬にかけて梅の見ごろを迎えます。
この八王子にある標高599mの高尾山の麓、旧甲州街道沿い約4.5キロメートル区間に点在する梅林が高尾梅郷と呼ばれ多くの梅の花見客で賑わいます。
皆さんも一足先に、桜とはまた一味違った魅力のある梅の花を見に出かけてみませんか。
東京都の西側に位置する多摩地域には、たくさんの山々や広大な公園があり、梅まつりも各地で開催されます。
梅花の香りに誘われて、一足早い春を感じてみてはいかがでしょう。
八王子の高尾梅郷の見どころ
旧甲州街道沿い約4.5キロメートル区間に点在する関所梅林、天神梅林、湯の花梅林、するさし梅林、木下沢梅林、そして小仏川沿いの遊歩道梅林の6つの梅林を中心に、約10,000本の紅白の梅が咲き誇ります。
中でもなんと言っても圧巻なのは、裏高尾の奥の位置する「木下沢(こげさわ)梅林」です。
斜面に1400本もの梅が咲き誇り、トレッキングコースを歩きながら梅を楽しむこともできるので必ず訪れてみてください。
高尾山マガジンより:https://mttakaomagazine.com/event/ume-fes
木下沢梅林は通常は閉鎖されているのですが、例年梅まつり期間中から3月下旬まで開放されています。
2021年の開放は調整中です。
コースも整備されていて、軽いトレッキング気分で楽しめますので、おすすめです!
春の訪れに合わせて、梅を楽しみながら裏高尾を散策するのはいかがでしょうか?
木下沢梅林の特別開放について
紅白に咲き誇る梅をながめながら、園内のトレッキングコースを散策できます。
特別開放の日程とお時間をご確認のうえ、お出かけください。
トイレは園内に4基ございます。(特別開放時のみ利用可能)
数か所にベンチがありますので、休憩していただけます。
ペットとご一緒に散策できます。
ただし、ペットのフンは飼い主が責任を持ってお持ち帰りください。
園内のトレッキングコースは起伏があるため、歩きやすい靴を履いてお越しください。(補足)特別開放日以外の期間は、梅樹木保護と園内整備のため園内に入ることはできません。
ご理解・ご協力をお願いいたします。
高尾梅郷梅まつりについて
日時: 例年3月中旬の土日
2021年の梅まつりは中止になりましたが梅は咲いているので個人的に見に行くことは可能です。
梅まつりが開催された場合の会場は、小仏峠に向かうバスが通る旧甲州街道沿いになります。
甲州街道の高尾駅と高尾山口駅のちょうど中間あたりに小仏川の遊歩道があり川沿いに咲く「遊歩道梅林」をスタート地点として、一番奥の「小仏梅林」まで点在する8つの梅林を楽しむことができます。
いくつかの梅林ではイベントも行われます。
昭和37年(1962年)頃から周辺に点在する梅を活かして植樹が始まり、現在その数は約1万本と言われています。
この「高尾梅郷梅まつり」は、令和2年で41回を迎える予定だった歴史あるお祭りです。
また、高尾駅から1番西側にある小仏梅林までは歩いて1時間30分ほどとなっています。
最新の情報は、こちら☛八王子市ホームページでご確認ください。

高尾梅郷の周辺地図
高尾梅郷へのアクセス方法
電車&バス
JR高尾駅北口から「小仏」行きバスで、
「小名路」バス停→(遊歩道梅林)
「駒木野」バス停→(関所梅林)
「荒井」バス停→(天神梅林)
「摺指」バス停→(するさし梅林)
「蛇滝口」バス停→(湯の花梅林)
「大下」バス停→(木下沢梅林) となっています。
遊歩道梅林は、JR高尾駅から徒歩約15分、または京王線高尾山口駅から徒歩約10分で行くことができます。
京王バス「小仏」行時刻表はこちら☚
車
中央自動車道(均一区間)、中央自動車道 を進み、八王子JCTで首都圏中央連絡自動車道(茅ヶ崎~大栄) に進み、すぐの高尾山ICで一般道に出たら国道20号を進んでください。
高尾梅郷には駐車場はありません。
周辺の駐車場を利用してください。
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